脱力生活くらぶ

50代専業主婦 ゆるく生きてゆく

奈良の東大寺へ

奈良の地図ばかり眺めてる私を不憫に思ったのだろうか。

「奈良、行っといたほうがええんちゃう?」と夫。

お言葉に甘えて、急遽奈良に行ってきました。ネコがいるので日帰りでしたが、我々は十分楽しんだと思う。

早朝に車で家を出て、9時半に東大寺に到着。こんな時間に、こんな遠くに来たというだけで気分は上がります。

木々の新芽で黄緑の世界が美しい。素晴らしい。

広いお庭には花が咲いて、小鳥がさえずり、あちこちに鹿がいる。

ここは天国なの?いいえ奈良なの。

小学生の時に遠足で来たはずの東大寺ですが、私は全く覚えていなかった。

初めて来たかのように楽しめるなんて、忘れんぼって素敵なことだと思わない?

東大寺はとても立派なお寺でした。

奈良の鹿は人間を怖がりません。こちらを見て「んーー」と訴えかけてきます。

わかってる、鹿せんべいが欲しいのよね。うちのネコも同じことするもの。

でも、あげられない。

鹿せんべいを持った人が追いかけられて、「もう持ってないよ〜」と言って逃げ回っているとこを見てしまったもの。

かわいいけれど我慢する。

大きな大仏さまにお参りし、二月堂に登って奈良の街を見渡した。空いていたので、何をするでも順調に進む。

お次は例の、高速餅つきの中谷堂さんへ向かいます。

有名な中谷堂さんは、お餅はついていなくても、お店の前は混んでいました。

お餅を何個買うか個数を聞く人、会計の人、お餅を渡す人、完全分業制なので早い早い。

予告どうり、2個食べることにしましたが、「今、食べます」と言ったので、小さい紙で挟んで「はいどうぞ」と渡してくれた。

2人とも両手によもぎ餅を持っている。両手に食べ物を持って食べる人なんて、マンガの中だけの話かと思っていたわ。

高速よもぎ餅は、飲めるほどに柔らかく(よいこはまねをしないでね)、まわりにきな粉がまぶしてあって、とても美味しい。

両手によもぎ餅を持ち、口にきな粉を付けているので、余計にわんぱく感が増す。でも、気にしないことにする。

せっかくだから高速餅つきも見たいなぁなんて思っていたら、ちょうど始まりました。

人だかりが出来ているので、振り上げた杵の先しか見えない。

「ハイ ハイ ハイ ハイ」から

「ハイハイハイハイハイハイハイ」に掛け声が変わったことで、餅つきの進行状況を想像する。

全く見えなかったけど、雰囲気は味わえたので、まあいいかな。

あとはちょっとお買い物をして、街をドライブして帰りました。

奈良は楽しかった。空間が広々としているところが気に入った。

是非また、奈良に行きたいと思う。

 

 

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鹿は「こっち向いて」と言ったら、ちゃんと顔を向けてくれた。さすが神様の使い。かしこい。
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夫のよもぎ餅。夫も2個持っています。

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東大寺。空いていました。お線香の香りにしみじみ。