外国語がプリントされたTシャツを買う時、ちゃんと文字の内容をチェックしているという方は手を挙げていただきたい。
…見えない。
私はチェックしません。
気にせず買って来て、機嫌良く着ていると、息子がケタケタ笑います。
そして、私のTシャツをパチリと写真に撮り、文字を日本語に変換して見せてくれます。
「繕う」
「つくろう」とTシャツの胸いっぱいに書かれていました。
大きく堂々とした太文字です。
大きな顔して「繕う」Tシャツを着ながら、私は何一つ繕ってはいない。
お付き合いでやってみたキルトで、
小さな壁掛け1枚作るのに、5年もかけてしまうほど、お裁縫は苦手なのです。
「繕う」は私には荷が重い。
いつしかパジャマになりました。
以前、電車を待つ列に並んでいた時に、
「帝王切開」とプリントされたTシャツを着ている男性を見たことがあります。
背中に「帝王切開」
渋すぎる。
(どこに売ってるのかな?日本人じゃなくて意味がわかってないのかな?
この人は帝王切開で生まれたのかな?
帝王切開で生まれてなくても、帝王切開Tシャツを着てもいいよな…etc)
私の頭は帝王切開でいっぱいになる。
弾ける個性、なんとも魅力的なTシャツでした。
あの男性は意味を調べて買ったんだろうか…。