脱力生活くらぶ

50代専業主婦 ゆるく生きてゆく

適量がむつかしい

ブログを拝読しておりましたら、美味しそうなお料理がたくさん出てきます。

日常のメニューなのに、どれも素晴らしく美味しそうです。

「この家の子になりたい…」

思わず、つぶやいてしまった日もありました。

ちょっと泣いていたかもしれません。

 

料理は嫌いではないですが、近頃それほどおかずが欲しいと思わなくなりました。

「じゃこおろし」さえあれば良い。

でも、それでは息子が可哀想なので作ります。

「柔道部の合宿なん?」

大量に揚げたチキンカツを見て母が言いました。

違うに決まってます。

「柔道部員を見たのか」と聞きたい。

わんぱくな量だったようです。

餃子を作る時は90個包みます。

3人家族なのにその量は食べ過ぎだと言われますが、そうなのでしょうか?

普通の量がどれくらいか、誰か私におしえてほしい。

そんな時に図書館で見つけたのが、

「一汁一菜でよいという提案」

読んだことありますか?土井先生です。

この本を読んで、「これで良かったのか!」と思いました。

私達は食べ過ぎている。

というより、私が作り過ぎている。

さっそく家族に「一汁一菜でよいという提案」を提案してみる。

「たまには良いと思うで、僕は全然それで良いで」と息子。はい100点。

小刻みに顔を横に振る夫。

切ない顔をしています。

「一汁一菜やけど、ちゃんとキレイな器に入れて、キレイなお盆に乗せよっか」と私。

食い下がってみる。

土井先生がそうしていたからです。

それでも小刻みに顔を横に振る夫。

嘘泣きもしています。

「土日だけ、一汁一菜にするとか?」と私。

うんと言わない夫。

・・負けた。

でも、また忘れた頃にまた提案しようと思う。