好きなものって何だったかな?と考えた時に、迷わず出てくるのは相撲です。
私の青春時代は相撲一色だった。あ、取るほうじゃなくて、見るほうですけどね。
大相撲秋場所が始まって、毎日相撲を見ています。幕下の取組みがBS4Kで13時くらいから始まるのですが、私はいったい何時から見始めればいいのでしょう?
とりあえずつけた相撲中継を、BGMにして暮らしています。
NHKの受信料について、今までさんざん文句を言って生きてきたけれど、こんなに早くから相撲を見せてくれるなら我慢しようかな。文句言うのは時々にする。
女子高生の頃、私は大関霧島(初代)に夢中でした。かっこ良かったんです、霧島。
学校から帰ると、テレビの前にきちんと正座して応援しました。
結婚、出産&子育てをきっかけに、相撲から離れていましたが、7月の名古屋場所、なぜか久しぶりに見てみようという気になりました。じっくり見るのは25年ぶりです。
高校球児がサラサラヘアになろうとも、変わらぬ髷(まげ)スタイル。そういうところにグッときます。
変わったことと言えば、贔屓の力士が登場すると、四股名が印刷されたバスタオルを両手で広げ、応援する人達がいることです。こういうの、昔はありませんでした。
私は「霧島」のバスタオルを持っている人を見てねたむ。
私も「霧島」のバスタオルが欲しい…。
あなたの「霧島」と私の「霧島」は違う人だけどね。なんてね。
もうひとつ気づいたことと言えば、力士の体格でしょうか。かなり大きくなってると思いました。横のほうに。
名古屋場所では、元寺尾の錣山親方、向正面が舞の海さんの解説付きで見た日の相撲が面白かった。詳しい解説が楽しいのです。
体の小さい力士は、今みたいな場合、どう攻めたら良かったのか、なんてことを説明してくれます。
ふむふむ。勉強になるわ。大きい力士と闘うことは今後の人生でもないと思うけど、しかと心に留めておくわと深く頷く。(もう忘れたけど)
Netflixで「サンクチュアリー」(相撲のドラマ)を見た後だからか、誰を見てもジーンときます。厳しい世界で頑張っている子たちだと思うと胸が熱くなる。通路で待っている付き人の若い子たちを見ても。
頑張れみんな。怪我しちゃいけないよ。
私はもう、憧れの力士をキャーキャー応援するファンではなくて、息子と変わらない年頃の若者を応援する、母代表という立ち位置に変わってしまったようです。25年ってそういうことよね。
それならそれでいいか。
千秋楽まで残り3日。静かに楽しみたい。
オーミのすき油(鬢付け油)がAmazonで売っていてびっくり。買うか買うまいか…。
何に使うねーん。